自分で出来ちゃう不妊治療の情報が満載!ママを目指す人の応援サイト

妊娠のメカニズム

妊娠をするということについて、ちゃんとした知識を持っている女性は少ないのではないでしょうか。
ぼんやりと排卵日に性行すれば妊娠しやすいというぐらいで、排卵日の詳細やその時の体の状態については、あまり深く知っている方は少ないかもしれません。

男女問わず妊娠についてのメカニズムは、知らないことが多いと思います。
ですが、結婚をし、子供が欲しいと願う夫婦にとっては、知っておいた方が子供を作る確率が高くなるため、知っておいて損はないはずです。


女性ホルモンの神秘

妊娠が可能である女性の体はある一定のサイクルで不安定な状態を繰り返しています。
それが生理という妊娠をするための体内環境の整備です。

生理後、卵胞刺激ホルモン(FSH)という女性ホルモンが卵巣にある卵胞の成熟を促します。

卵胞が成長すると同時に卵胞ホルモンが分泌される為、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を徐々に厚くしていきます。

卵胞ホルモンが体内の中でピークの量に達すると、黄体ホルモンが分泌され、卵巣にある成熟した卵胞が一つだけ卵管に向かって飛び出します。
これを排卵日と言います。

卵管采と呼ばれる卵管の先で約24時間卵胞が保持されます。
この24時間以内に精子と結びつかなければ妊娠には至りません。
非常に命に限りがある卵胞にとって、妊娠するためのチャンスはとても少ないと言えます。
ここで運よく膣から取り込まれた精子の一つと結びつくことができれば、受精卵として細胞分裂を始めます。

この間、黄体ホルモンは分泌され続ける為、受精卵がより着床しやすいよう、子宮内膜を柔らかくするという作用が働きます。

受精卵は細胞分裂しながら1週間~10日ほどかけて子宮にたどり着き、整えられた子宮内膜に着床することで妊娠が成立します。

もし、受精卵も出来ず、着床もなければ、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの量が減少し、血液で作った子宮内膜の壁をはがす為、月経という形で不要になった環境を排泄することになります。

生存率の低い精子

男性の精子ですが、先に記載した排卵日を待たずに女性の体内に送り込むことも可能です。
膣内で射精後、精子は自力で卵管に向かって移動します。
その際の精子量は人にもよりますが1億~4億と言われています。
しかしながらそれだけ大量にあっても、卵管にたどり着くまでに99%も死滅してしまいます。
その上、精子の命は3~5日程度の為、その点も考慮しなければ、卵胞に巡り合うことができません。

これほど神秘的で非常に少ない確率の中で発生する妊娠。
妊娠は一人ではできません。
男女が揃うことで成立する事態です。
その為にも、お互いの機能を知ることで、病気にも健康にも十分気遣えるようになると思います。

現在では妊娠の第一歩ともいえる排卵を促す薬があります。
排卵誘発剤を使用することで妊娠の確率はぐんと向上します。

自然なかたちでの妊娠が難しい場合は排卵誘発剤に頼ってみるのもひとつの有効な手段です。

誘発剤の使用を躊躇してしまうという方は、まずは妊娠の為の体質改善をはじめるのも良いかと思います。